Aさんがなぜ、テーブルをきれいにするだけで子どもたちと自分自身が変わったのかですが、

わたしは以下の要素がふくまれていると思います。

・空ける~「空」(くう)
・同じ動作を繰り返す
・おにきり

上の3つは、深い哲学が込められているんですね、
わたしの場合は、知識が先にあったのでなく、テーブルをきれいにすると不思議なほど幸せな気持ち~何かに目覚める人が多かったのです。

なんでだろう・・・何か深い意味があるのかもしれないと思って調べていくうちに、

上の3つに深い真理があることがわかりました。

3つのなかから、「同じ動作を繰り返す」について書きます。

 

同じ動作を繰り返すについて、「命のスープ」で知られる辰巳芳子さんのことにすこし触れたいと思います。

いつだったか、テレビに辰巳芳子さんが出演されていました。そのときにとても印象に残ったことばがあります。「同じ動作を繰り返すと我が取れる」 スープを作るときの単純な動作のことを話されたのだと思います。

病床のお父さんのために作り続けたスープは、細胞にしみこむ、呼吸と等しくと辰巳芳子さんは表現しています。わたしは辰巳芳子さんのスープはどんなものか知りませんが、たとえば、カレーでもシチューでも、ゆっくり、ゆっくり、混ぜますね。でも、急いでいると、ガスの火を強くしたり手にも力が入ります。

「命のスープは」ゆっくり、ゆっくりの動作を繰り返します。

「同じ動作をくりかえすと「我が取れる」ですが、Aさんがテーブルをきれいにすることとも似ているような気がします。 Aさんの家のテーブルの上は物がいっぱいでした。そのテーブルをゼロ状態にしました。けれとも、また、テーブルの上はモノが散乱する、また、ゼロにする・・・・これをただただくり返す。

「何もない」そのテーブルにおにぎりが6個置いてあるだけ。

※テーブルの上にあった物はどこに置くのですかと、よく、質問する人がいますが、そのことを説明すると、整理術になってしまいます。どこに置いても、何かに入れても、まずはテーブルの上をゼロにする。まずは何もない状態を感じることが大切です。

子どもたちが学校から帰ってきました。いつもだったらランドセルを放り投げて、床でゴロゴロしながらゲームをしたり、マンガを読むでしょうが。 「あ、おにぎりだ」 おにぎりをほおばって、椅子があったので椅子に座って、そして、いつものようにマンガ本を読んでいたのではないかと想像します。

そのうち、ほかのきょうだいも帰ってきて、おにぎりをほおばったことでしょう。

なぜ、テーブルの上におにぎりを置くかについては単純な答えです。子どもがおなかを空かして帰ってくれば、おにぎりの置いてあるテーブルに寄ってくる、それだけのことですが、「おにぎり」にはもっと深い母親の愛・・、エネルギーが込められています。これに佐藤初女さんを参考にしてみてください。最近知ったのですが、佐藤初女さんが他界されたとのこと。(合掌)