ワインアドバイザーの資格をとりたいFさん(26歳)。

自分が大っきらい・・・といつも口にしていたFさんがテーブルをきれいにするだけで願いを叶えました!

Fさんにわたしがどのようにアドバイスをしたのかについて書きます。

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わたしの行きつけのワイン店で働いている女性Fさん。Fさんにワインのことをいろいろと聞いていくうちに親しくなりました。

Fさんは28歳。ワインアドバイザーの資格をとりたいとのことですが、勉強をしている時間がないというのです。聞くところによると、通勤時間が片道2時間。ということは往復4時間。

 

 

電車のなかで勉強ができそうなものですが、疲れて寝てしまうそうです。たしかに、お店が終わるのは夜10時。家に着くのは12時を回っている。

なんで、こんなに遠くから通っているのかといえば、実家に住んでいるとのこと。
「彼氏は?」と聞いたら「別れた」とのこと。そうか・・・。結婚をする気もない、ひとり暮らしでもない。夢はワインアドバイザーになること。

どうしたら、Fさんがワインアドバイザーの資格を取得できるのか・・・。

資格をとりたい、でも、勉強をする時間がない・・・は女性雑誌によく出てくるテーマです。わたしもさんざんアドバイスをしてきましたので、わたしの得意とするところです。で、Fさんの休日に、無印のカフエで会うことにしました。

私服で現れたFさん。身長が160センチはあるでしようか。肌が白くて美人顔です。うす化粧で髪の毛をスッキリ垂らしてシンプルです。聡明な女性に見えます。ワイン店で働いているときと違ったので思わず、わたしは「ステキね~」と言いました。
Fさんは別にうれしそうでもなく、「自分が大っ嫌いなんですよ」。
「どうして?」
「ずっと、子どものときから」
もしかして、親に愛されていなかったのでは?
「うちの母親は過保護なくらい、可愛ってくれたんですよ」とFさん。

わたしはこれまでにいろんな女性の悩みを聞いてきましたが、自分を好きになれない(自分にコンプレックスがある人はいましたが)、自分がだいっきらというひといなかったように思います。

「あなたはほんとうにステキな女性よ。色が白くて、美人よ。鏡をみてみよう」と言ったら
「鏡がだいっきらいなんですよ。鏡に映っている自分をみたくないから」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、わたしと一緒に鏡をみよう」
といって、わたしはFさんを連れて、洗面場に向かいました。

鏡にわたしとFさんの顔が映りました。

Fさんが、ああ、この顔がだいっきらいというような表情です。顔を隠すようにして、前髪を手で下すしぐさをしました。
「笑ってみな」とわたしが言うと、Fさんは笑いました。ちいさな八重歯が見えます。

「自分をかわいい、ステキだと思ってみな」とわたしがいうと・・・・。
Fさんはこのように言いました。
「なんだ、自分を変えるのってかんたんなのですね」
Fさんのことばをきいてわたしはびっくりしました。 覚者と呼ばれる人たちの悟ったことばを、まさか28歳の女の子の口から出るとは!・・・。 聞くところによると、Fさんの祖父はお寺の住職とかで、子どものときから「あの世のこと、魂のこと」をきいていたそうなのです。そうか・・・。やっぱりと思いました。

「自分の意識を変えればいいんですね」とFさんはそも、わかったようにいいました。

「テーブルの上はどうなっている?」とききました。
「汚いです」
「どこにあるの?」
「部屋の奥です」

わたしは著書「テーブルをきれいにするだけで幸運がやってくる!」を見せて、いろいろな人たちの体験を話しました。
Fさんはワインアドバイザーの資格試験に挑戦するとこにしました。

 

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Fさんがどうしたら勉強をするようになるのか・・・。

わたしはFさんに自分の部屋の家具の配置を図で書いてもらいました。

部屋に入ると冷蔵庫があります。 次の部屋にテレビと座卓があり、奥のベランダ側にベッドと勉強机があります。それでFさんが言うには、家(自宅)に帰って自分の部屋に入ると、すぐ冷蔵庫を開けて何かつまんで、テレビの前に座ってそのままダラダラ過ごしてしまう。
そして、 奥の机にはバッグを置くので、机の上はごちゃごちやで物置台になっているとのこと。

主役であるべき勉強机が、いちばん不利な状態になっているわけですね。

勉強机を部屋の入り口に置いてみたら

わたしはFさんに、勉強机の位置を変えるようにアドバイスしました。
理由はこうです。
Fさんは仕事を終えて家に着くころは、夜12時を過ぎてクタクタです。
冷蔵庫とテレビの誘惑に誘われて、勉強をしようとする意識が崩れます。

勉強する意識を崩さないために、行動パターンを変えればいいのです。
部屋の家具も配置を変えると、生活の行動パターンが変わります。

Fさんは、部屋の奥に置いていた勉強机を、部屋の入り口に置きました。 Fさんの通勤時間は片道2時間以上ということなので、帰りの電車のなかで、ゆったり仮眠をして勉強のためにそなえました。

Fさんはこのように話してくれました。
「家に帰ると、目の前に勉強机があるでしよう。すぐ、勉強に取り掛かれるように、教科書を机の上に置いておくの。勉強をしてからでないと、テレビの前に座らないことにしたの」

こうしてFさんは、ワインアドバイザーの資格試験に挑戦をして、合格しました。
いまFさんは、Yワイン店の支店がオープンしたので、そこの副支店長で移動になりました。

さて、テーブルの置く位置を変えるだけで、意識を変えられる、ということをFさんは証明してくれました。Fさんはさらにこんなことに気がつきました。 テレビをつけっぱなしにするのは、ベッドからテレビが見える位置にあるので、テレビの位置を変えたら、テレビをつけなくなったとのことです。

 

女性雑誌の読者の時間簿をチェックして、わかったことですがほとんどの方が寄り道をして、おカネと時間を無駄づかをしています。ついコンビニに立ち寄ってしまうクセもそうですが、自分でも気がつかないんですね。クセだから。

たまには帰宅のコースを変えてみたらどうでしょうか。

自分が大っきらい、鏡をみるのがきらいだったFさん。
自分を好きになれたかな・・・・。